玉造小劇店はお芝居を提供するお店です。
大阪新劇団協議会プロデュース公演
作・演出=わかぎゑふ
日時=2013年12月13日(金)~15日(日)
場所=吹田市文化会館メイシアター中ホール
【あらすじ】
昭和23年大阪。
丘の上に、一軒の家があった。玄関には「乃木印刷」と書かれ、軒先には西洋風の灯篭が吊るされ、陽が落ちると影絵のように浮かび上がるので、「灯り」のある家として知られていた。
家族は、店主の幸之助と両親と三人の娘たち。本来ならば長男の一兵、次男の稔が居るはずだが、出征したまま二人ともまだ帰国していなかった。戦後の混乱期で物資も食料も不足している毎日。
そこへ、次男の稔が戻ってきた(稔は、この灯りの下に置き去りにされていた、赤ん坊だった)。
一家は大喜びで稔を迎えるのだが・・・。
ある日、稔の旧友が仕事を紹介してくれた。
それは、なんとマッカーサー元帥の誕生日に出されるケーキの上に、絵を描くという奇妙なもの。
「アメリカではケーキの上に記念の絵を描くんだよ」と、説明に来たのはGHQの日系将校たち。
この日を境に、稔の戦後が始まった。新しい仕事、新しい友人、新しい文化、アメリカという国との付き合い。
全てが、彼の描く絵から展開していくことになる。
そして、それはいつも「灯り」のある家に持ち込まれるのだった。
【キャスト】
寺下貞信(関西芸術座)
河東けい(関西芸術座)
亀井賢二(関西芸術座)
多々納 斉(関西芸術座)
梅田千絵(関西芸術座)
宇仁菅 真(劇団五期会)
八田麻央(劇団五期会)
泉 希衣子(大阪放送劇団)
松本幸司(関西芸術座)
藤山喜子(関西芸術座)
清原正次(劇団大阪)
福寿 淳(関西芸術座)
あいはらたかし(劇団往来)
牛丸裕司(劇団五期会)
鎌田紀子(劇団往来)
堀部由加里(劇団五期会)
上嶋彩記子(劇団五期会)
内山絢貴(劇団五期会)
加田智志(大阪放送劇団)
角真也(劇団しし座)
梅谷浩晃(劇団しし座)
安藤華奈恵(劇団しし座)
槌谷直樹(劇団しし座)
客演
八代進一(花組芝居)
鈴木健介(㈱オフィスPSC)