玉造小劇店はお芝居を提供するお店です。
昭和8年。日本のスポーツ界はまだまだ発展途上にあった。
特に女子スポーツに至っては「女が人前で足を出すとは何事か!」
という 古い考え方に苛まれ、
せっかく才能のある選手が出ても世論がその芽を摘む有様であった。
そんな時代だったが、熱心な体育教育者もおり、
日本初の女子体育高等師範学校が設立される。
100メートル走で日本記録を出した早乙女撫子も、
コーチの熱心な勧めによって、 その学校に入ることになった。
校長の真木は昭和3年のアムステルダム五輪で日本人女子として、
初のメダリストになった人見絹枝選手の弟子でもあった。
14歳になったばかりの撫子にとって、
全国から集められた少女達との寮生活は刺激的で発見の連続。
現役メダリストとの出会い。 学校存続の危機、人種差別の壁、
戦争によるオリンピックの中止、
女子スポーツを取り巻くあらゆるものを経験しながら、
撫子は自分にとってスポーツとは?問いながら成長して行く。
【出 演】
うえだひろし(リリパットアーミーⅡ)
みやなおこ
鈴木健介
西ノ園達大
小椋あずき
江戸川じゅん兵
ドヰタイジ(STAR☆JACKS)
野田晋市(リリパットアーミーⅡ)
増井友紀子
川村和正(Artist Unit イカスケ)
長橋遼也(リリパットアーミーⅡ)
松井千尋(リリパットアーミーⅡ)
松本元希
古場町茉美(Z system)
吉實祥汰(リリパットアーミーⅡ)
わかぎゑふ(リリパットアーミーⅡ)
【スタッフ】
脚本・演出=わかぎゑふ
舞台監督=武吉浩二(campana)
美術=浦野正之
音楽=佐藤心(スタジオ・シン)
音響効果=三好里美(スタジオ・シン)
音響オペレーター=マツダトモコ(キャンピット)
照明=大川貴啓
大道具=アーティスティックポイント
振付=齋藤千秋
衣裳=妹妹
小道具=うえだ商会
宣伝美術=東學(188)
制作=中村祐子
制作協力=岡本康子(Trush²)・TBSグロウディア
東京公演共催=TBSラジオ
主催・企画・制作=玉造小劇店