玉造小劇店はお芝居を提供するお店です。
公演を終えて・・・
遅くなりましたが、改めて「国語の時間」にご来場ありがとうございました!
無事終了し、劇団員はそれぞれ、また新しい現場へと飛び立っております。
リリパットアーミーⅡ25周年公演を「音楽の時間」で終え、
3月11日の東日本大震災以降、座長わかぎゑふが、我々劇団員で出来る事は何かと考え、
25年目にして初めて実現した劇団員だけの公演が「国語の時間」でした。
稽古場で1ステージ50名という小さな空間、OMSのような懐かしい雰囲気、
座布団席で狭く、おしりも痛くなる、手を伸ばせばすぐお客様に届くような中で、
9ステージ全てが満員御礼でございました。
本当の本当に満員満員御礼でございます。
私達も十二分に楽しませていただき、劇場でお客様との一体感、本当に感謝しております。
本当に本当にありがとうございました!
私達が普段使っている稽古場を劇場に変身させて行った
初めての劇団員だけの公演「国語の時間」。
舞台写真を少しですがご紹介いたします。
ご覧ください。
「わからん事は自分で調べる。」と言われた事が、谷川未佳が
国語の先生になるきっかけだったのです。
日本語を守った男、滝先生。野田兄は今回のお芝居で3人の先生を演じ分けました!
谷川の飼い豚、トンちゃん♪谷川にとってはいつまでも可愛いトンちゃん。しかし・・・
トンちゃんは人間年齢に換算すると、もうおじちゃんです・・・疲れているのです。
ガラスの仮面47巻を必死に読むトンちゃん。
きっともう日本語も分かるんでしょうね?
日本語の遠まわしな文法は、中国から長い船旅を経て、
文末を想像させるという遊びから生まれたという説もあります。
それとは関係なく、千田訓子の扇子から放たれる羽をコロコロで掃除をしながら、
中華活劇のようなシーンになってしまったのは、誰のせいでしょうか・・・?
学芸会の台本を作るために日本語の根底から勉強しなおした谷川先生。
改めて、日本語は難しいなぁっと実感するのです。
わかぎゑふ一人芝居。場面が一気にガード下に変身するシーン。
電話の相手は谷川先生・・・これでわかぎは国語の先生の話を書こう!っと思い付くのです。
本当か、嘘か、本当のような話。
体育の先生の祖父江先生。谷川先生の彼氏で、無口で温かく見守っている筋肉バカちゃん。
あ・・・寡黙なだけ?体育の先生・・・ソブぴったりです!
やはり日本語は難しい、優しい、美しい、激しい、伝わりにくい、逞しい、
でも、日本語は面白い! これが、私達の答えです!!
たくさんのご来場本当に本当にありがとうございました!
これからもリリパットアーミーⅡ一同、心を揃えて頑張っていこうと思っております。
みなさま、これからもこんな私達をよろしくお願いいたします!
次回公演は「体育の時間」です。
皆様、「時間シリーズ」三部作最終章お見逃し無く!