玉造小劇店はお芝居を提供するお店です。
初演は2021年2月に上演。
その頃、緊急事態宣言下で東京公演は中止し、 キャストを関西圏に生活する俳優に絞り、 上演時間を90分に短縮、 観客を半分に制限してやっとの思いで大阪公演を上演。 そのリベンジ公演。
現在も多くの在日の人々が住む大阪の話として、 近隣である玉造に住むわかぎゑふの実体験や史実を基に 在日コリアンの生活の描いた作品で、東京大阪で1900人を動員した作品です。
コング桑田、野田晋市、うえだひろし、長橋遼也、
松井千尋、吉實祥汰、澤田紗菜、わかぎゑふ
(リリパットアーミーⅡ)
みやなおこ、美津乃あわ、
笑福亭銀瓶、みょんふぁ(SORIFA)、
カン・ソンヒョ、川飛舞花
1910年から日本の統治に置かれていた朝鮮半島では、 日本語教育も実施され、 朝鮮人は基本的に「日本人」であった。 大正中期になると、多くの人が 働き手として 日本に強制的に、 自主的に渡ってきたのである。 そして昭和になり 働き盛りのパク・ソジンも 自国にいても食べていけないという事情で、 先に日本に 出稼ぎに来ていた兄を頼って 朝鮮半島から 日本にやってくる。 仕事は土木作業だったが、 米飯が食えるだけで幸せだった。 しかし、生活するうちに段々と日本人から 差別の目で見られている事に気がついていく。 ある日、作業中に怪我をしたのだが、 偶然作業事務所に来ていた建設会社の令嬢、 桜子に手当てをしてもらう。 ソジンは美しくて優しい桜子に 恋をしてしまうのだが… それは彼らの人生の 長い長い恋の物語の始まりでもあった。
【脚本・演出】わかぎゑふ 【舞台監督】武吉浩二(campana)
【舞台美術】柴田隆弘 【主題曲作曲】坂本朗
【音響効果】宮﨑孝幸(エッグシェルスタジオ)
【照 明】大川貴啓
【大 道 具】 アーティスティックポイント
【宣伝美術】中井重文
【衣 裳】和工房ちどり 【小 道 具】 うえだ商会
【写真撮影】山田徳春(500G.inc)・奥野敬太(500G.inc)
【映像撮影・編集】山崎啓仁(オフィスくまひげ)
【制作協力】岡本康子 TBSグロウディア、藤原治基
【東京公演後援】FM NACK5
【主催・企画・制作】玉造小劇店